英語面接で何を聞かれる?話せない人でも対策できる質問例と回答例

英語面接で何を聞かれる?話せない人でも対策できる質問例と回答例

私はこれまで100を超える英語面接を外資系企業および日系企業の転職面接で受けてきました。ビジネスレベル以上の英語力を求めるポジションがほとんどでしたが、そのうち9割近くは突破してきました。その秘訣と何を準備してきたのかを解説します。

目次

英語面接とは

英語面接とは外資系企業だけではなく、日系企業でも英語で行われる面接です。候補者の英語力を確認するために選考フローのひとつとして導入されています。どのタイミングで入るのかは企業によります。外資系企業であれば、一緒に働く人が外国人のため、一次面接から英語面接になってしまうこともあります。また日系企業であれば英語の確認をしておきたいということで最後の方に10分程度行われることもありました。

英語面接には事前にどのような準備をしたらいい?

英語面接に臨む際には、以下のような準備が必要です。私は海外留学経験はありませんし、正直英語は苦手です。ただ以下の準備をすることで突破率は上がります。逆にやらなければ英語が出て来ず、突破できないこともありました。

英語スキルの確認: (応募時〜面接決定時まで)

自分の英語スキルを確認しましょう。文法や語彙、発音などを練習することが必要です。自信を持ってコミュニケーションを取るためには、スムーズな英会話が求められます。もし応募前から英語を使って働きたいと考えている場合はまず自分の英語力を確認することからはじめましょう。

やり方としては自分で何もみずに1分間自己紹介をしてみましょう。そこで今の自分の英語スキルが確認できます。もし日本語と同様に話せるのであれば、問題なく英語面接は突破できるでしょう。英語につまってしまう、何も出て来ないようであれば以下の項目を参考にして練習しましょう。

応募先やポジションに関する調査: (応募時〜面接決定時まで)

応募する企業やポジションについて詳しく調査しましょう。企業の文化や価値観、最新のニュースや業績などを把握することで、面接での会話がスムーズになります。またどのレベルの英語力を求めているのかも確認しましょう。ビジネスレベルであればある程度の英語力は求められますし、初級レベルであればそこまでの英語力は面接時には求められていません。

一般的な面接質問の回答準備: (面接決定時〜面接前日まで)

自己紹介や志望動機、過去の経験、強みや弱みなどの一般的な面接質問に対する回答を準備します。具体的な例を挙げることが重要です。どう答えるべきかは英語のネイティブスピーカーに聞くのが一番です。オンライン英会話や外資系の転職エージェントを使い確認しましょう。

英語を話す練習はオンライン英会話か外資系の転職エージェントを使う

英語は話さないと出てきません。海外に留学経験のあるメンバーとも話をしましたが、英語は少し使わないだけで全く出て来なくなります。なるべく面接決定したら時間をつくり最低3回程度は時間を作るようにしましょう。

英語を聞くリスニング力強化にはオンライン英会話だけではなく、動画やPodcastなどのラジオを有効活用

英語は話すだけではなく、聞く力も大切です。YouTubeでの英語関連コンテンツや海外ドラマの英語字幕で見る、また英語で話しているラジオコンテンツを聞きましょう。海外ドラマを見る時ははじめは英語字幕、次に字幕なしでみてみましょう。面接当日まで飽きないようにやっていきましょう。

英語面接の特有の質問に対する準備: (面接決定時〜面接前日まで)

英語面接では、英語力や異文化理解、国際的な経験などに焦点を当てた質問が行われることがあります。そのような質問に対する準備を行いましょう。こちらは具体的な個人の話となりますので、外資系の転職エージェントに聞いていくのがいいと思います。

質問の準備: (面接当日まで)

面接官に質問することも忘れずに準備しましょう。応募先やポジションに関する質問や、面接での役割や期待について質問することが重要です。

模擬面接の練習: (面接決定時〜面接前日まで)

オンライン英会話、外資系の転職エージェントの外国人コンサルタントと模擬面接を練習することで、緊張感を和らげることができます。また、フィードバックを受けることで改善の余地を見つけることができます。外資系の転職エージェントは英語の履歴書、職務経歴書のチェックもしてもらえるのでおすすめです。

以上の準備を行うことで、英語面接での自信を持ち、成功する可能性を高めることができます。

英語面接当日には何をしたらいい?

上記の準備をした上で、英語面接当日には、以下のポイントに留意して行動することが重要です:

  1. ゆっくりと準備をする: 当日は余裕を持って家を出るようにしましょう。急いで移動することや、直前に準備をすることで緊張が増す可能性があります。オンライン面接であっても、面接時間の30分前には面接準備用の時間をとりましょう。
  2. 良い睡眠を取る: 前日は十分な睡眠を確保するように心がけましょう。良い睡眠は集中力や精神的な安定をサポートします。難しい場合も朝はリラックスするよう心がけましょう。
  3. 適切な服装を選ぶ: 応募先やポジションに適した服装を選びましょう。基本的にはスーツですが、外資系やカジュアルな服装を求められている場合は清潔感があり、ビジネスカジュアルな服装が一般的です。
  4. 予定の余裕を持つ: 面接の場所に到着するために十分な時間を確保し、予定の余裕を持って到着することが重要です。遅刻を防ぐために、交通事情やルートなどを事前に調査しておきましょう。
  5. 深呼吸をする: 緊張を和らげるために、面接前に深呼吸やリラックス法を行うことが有効です。緊張しすぎないように心がけましょう。
  6. 自信を持って振る舞う: 面接官に自信を持って対応しましょう。はっきりと話すことや、適切に笑顔を振る舞うことが印象を良くします。また外国人は握手を日本よりもフランクに行います、またHow are you?などもあいさつとして行いますので、把握しておきましょう。
  7. 質問を受け入れる準備をする: 面接では、予期せぬ質問を受けることがあります。そのような場合でも冷静に対応し、適切に回答する準備をしておきましょう。

これらのポイントを考慮して、英語面接当日は落ち着いて臨み、自信を持って最善のパフォーマンスを発揮することが大切です。

英語面接で聞かれる質問例

英語面接で聞かれる質問は、一般的な面接質問と同様に多岐にわたりますが、英語力や異文化理解、国際的な経験に焦点を当てることがあります。以下に、よく聞かれる英語面接の質問の例をいくつか挙げます。

英語での挨拶例

英語での挨拶にはいくつかの一般的な形式があります。以下にいくつかの例を挙げます:

  • Good morning / afternoon / evening. (おはようございます / こんにちは / こんばんは。)
  • Hello.(こんにちは。)
  • How do you do?(初めまして。)
  • It’s a pleasure to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
  • How have you been?(お元気でしたか?)
  • How’s it going?(調子はどう?)

それに対する回答例は、深く考える必要はありませんが、以下が鉄板です。

  • It’s a pleasure to meet you too.(こちらこそお会いできて嬉しいです。)
  • Good morning / afternoon / evening, [Name]. It’s nice to see you too.(おはようございます / こんにちは / こんばんは、[名前]さん。こちらこそお会いできて嬉しいです。)
  • Hi, [Name]. Doing well, thanks. How about yourself?(やあ、[名前]さん。元気です、ありがとうございます。あなたは?)

これらの挨拶例は、状況や関係によって適切なものを選択して使用することが重要です。ビジネス環境ではフォーマルな挨拶が一般的ですが、カジュアルな環境ではそれに合った挨拶をするようにしましょう。

英語での自己紹介関連質問

Tell me about yourself.(自己紹介をしてください。)

簡単な回答例:代表的な部分は太字にしています。

Sure. Thank you for the opportunity to introduce myself. My name is [Your Name], and I have a background in [Your Field or Industry]. I graduated with a degree in [Your Degree] from [Your University],

After graduating, I joined [Previous Company or Organization] as a [Your Position], where I was responsible for [Brief Overview of Responsibilities]. I was particularly proud of [Specific Achievement or Project], which [Brief Explanation of Achievement]. Through these experiences, I honed my skills in [Key Skills or Expertise], including [Specific Skills].

I’m particularly interested in [Specific Aspect of the Job or Company], which aligns well with my passion for [Your Interest or Goal]. I’m excited about the opportunity to bring my skills and experiences to [Company Name or Position] and contribute to [Specific Contribution or Goal].

Outside of work, I enjoy [Your Hobbies or Interests], which help me maintain a balanced lifestyle and bring creativity to my work. Overall, I’m eager to continue learning and growing in my career, and I believe that my background in [Your Field] and my dedication to [Specific Goal or Value] make me a strong fit for this position.”

英語面接でこれだけ覚えておけフレーズ:自己紹介

  • Thank you for the opportunity to introduce myself.
  • My name is ~
  • I graduated ~
  • After graduating, I joined ~
  • I was responsible for ~

このように、回答では自己紹介から学歴や経験、関連するスキルや興味、そして面接先のポジションや会社に対する関心を簡単に示すことが重要です。また、実績については具体的な例や成果を挙げることで、自己紹介をより具体的で魅力的にすることができます。志望動機については別途聞かれる可能性が高いので自己紹介では軽く触れる程度でいいでしょう。

志望動機関連

Why are you interested in this position/company?(なぜこのポジションや企業に興味を持っていますか?)

Can you tell me more about why you are interested in this position/company compared to your current role/company? (現在の職種や企業と比べて、なぜこのポジションや企業に興味を持っているのですか?)

簡単な回答例:代表的な部分は太字にしています。

I’m interested in this position because because I like how [Company Name] is always trying new things. The opportunity to [mention a specific responsibility or aspect of the role] fits perfectly with my skills and interests.

I believe my background in [relevant experience or skills] has prepared me well for this role, and I’m excited about the opportunity to contribute my skills and experiences to [Company Name] in this capacity.”

英語面接でこれだけ覚えておけフレーズ:志望動機

  • I’m interested in~
  • fits with my skills and interests

志望動機では、応募先企業に対する熱意や興味、ポジションに対する関心を明確に示し、応募者自身の経験やスキルがそのポジションにどのように適しているかを話しましょう、つまりなぜ自分を雇う意味があるのか、という部分です。また、会社の成果や価値観に対する賞賛も示し、応募者が会社の文化や目標に共感していること、また会社について事前にしっかり調べていることを話しましょう。

困難な状況での対処法

Can you describe a difficult situation you encountered in a previous job and how you handled it?(以前の仕事で遭遇した困難な状況を説明し、どのように対処しましたか?)

Can you give an example of a time when you had to solve a problem under pressure?(プレッシャーの中で問題を解決しなければならなかった経験を教えてください。)

How do you handle working in a multicultural environment?(異文化の環境での仕事の進め方はどのようにしますか?)

How do you handle conflicts or disagreements in the workplace?(職場での対立や意見の不一致をどのように扱いますか?)

簡単な回答例:代表的な部分は太字にしています。

“In my previous job, we faced a situation where our team was given a tight deadline to complete a project with limited resources. Despite the challenges, I took the initiative to organize regular meetings to prioritize tasks and allocate resources effectively. I also maintained open communication with team members to address any issues promptly. By staying organized and collaborating closely with my colleagues, we were able to meet the deadline successfully and deliver a high-quality project.”

英語面接でこれだけ覚えておけフレーズ:困難な状況での対処法

  • we faced a situation~
  • For example, ~

ここではテンプレートというよりは個人個人によってエピソードが異なります。”For example”や”When”などを使い具体的なエピソードを語るようにしましょう。その上で、自分の能力やリーダーシップ、チームワークなどのポジティブな側面を強調しながら、難しい状況をどのように対処したかを簡潔に説明します。

それ以外の代表的な質問

  • What are your strengths and weaknesses?(あなたの強みと弱みは何ですか?)
  • What motivates you in your work?(仕事をする上であなたをやる気にさせるものは何ですか?)
  • Can you discuss a project or achievement that you are particularly proud of?(特に誇りに思うプロジェクトや業績について話していただけますか?)
  • What are your long-term career goals?(あなたの将来のキャリア目標は何ですか?)
  • Why are you looking to leave your current position? (現職を離れようと考えている理由は何ですか?)
  • What prompted you to start looking for new opportunities? (新しい機会を探し始めたきっかけは何ですか?)
  • What do you hope to achieve by making a change at this point in your career? (今のキャリアの段階で変更をすることによって、何を達成したいと考えていますか?)
  • How does this opportunity align with your long-term career goals? (この機会は、将来のキャリア目標とどのように一致していますか?)

これらの質問に対する準備を行っておくことで、面接で自信を持って回答することができます。また、スタータイプの回答方法を使用して、具体的な例や経験を挙げることが重要です。

英語面接でよく聞かれる質問50選

以下は、英語面接でよく聞かれる質問とその日本語訳のリストです。これらは、面接官が応募者のスキル、経験、個性、及び仕事に対する適性を評価するためによく使用されます。

  1. What are your strengths?
    日本語訳: あなたの強みは何ですか?
  2. What are your weaknesses?
    日本語訳: あなたの弱点は何ですか?
  3. Why are you interested in this position?
    日本語訳: なぜこのポジションに興味がありますか?
  4. Where do you see yourself in five years?
    日本語訳: 5年後に自分はどうなっていると思いますか?
  5. Why should we hire you?
    日本語訳: なぜ私たちはあなたを採用すべきですか?
  6. What is your greatest professional achievement?
    日本語訳: あなたの最大の成果は何ですか?
  7. Tell me about a challenge or conflict you’ve faced at work, and how you dealt with it.
    日本語訳: 職場で直面した挑戦または対立について、どのように対処しましたか?
  8. What’s your dream job?
    日本語訳: あなたの理想の仕事は何ですか?
  9. How do you handle stress and pressure?
    日本語訳: ストレスやプレッシャーをどのように対処しますか?
  10. What do you like to do outside of work?
    日本語訳: 仕事以外で何をするのが好きですか?
  11. What are your salary expectations?
    日本語訳: 給料の希望はどのくらいですか?
  12. Why are you leaving your current job?
    日本語訳: なぜ現在の仕事を辞めようとしていますか?
  13. What can you bring to the company?
    日本語訳: あなたは会社に何をもたらすことができますか?
  14. How would your friends describe you?
    日本語訳: 友人はあなたをどう言いますか?
  15. What motivates you?
    日本語訳: 何があなたのモチベーションになりますか?
  16. Tell me about a time you made a mistake.
    日本語訳: 間違いを犯した時のことを教えてください。
  17. What is your ideal work environment?
    日本語訳: 理想の職場環境は何ですか?
  18. How do you prioritize your work?
    日本語訳: 仕事の優先順位をどのように決めますか?
  19. What did you like most about your last position?
    日本語訳: 前職で最も好きだったことは何ですか?
  20. What did you like least about your last job?
    日本語訳: 前職で最も好きではなかったことは何ですか?
  21. How do you deal with conflict?
    日本語訳: チーム間の対立をどのように解決しますか?
  22. What are your hobbies?
    日本語訳: 趣味は何ですか?
  23. Describe your work style.
    日本語訳: あなたの仕事スタイルを説明してください。
  24. What makes you unique?
    日本語訳: あなたはどのような点がユニーク(他の人とは違う)だと思いますか?
  25. How do you evaluate success?
    日本語訳: 成功をどのように評価しますか?
  26. Tell me about a time when you showed initiative.
    日本語訳: 自発性を示した時のことを教えてください。
  27. What are you passionate about?
    日本語訳: 何に情熱を持っていますか?
  28. What did you gain from your previous job?
    日本語訳: 前職から何を得ましたか?
  29. How would you describe your ability to work as a team member?
    日本語訳: チームメンバーとしてのあなたの能力をどのように説明しますか?
  30. What type of work environment do you prefer?
    日本語訳: どのタイプの職場環境を好みますか?
  31. What are your goals for the future?
    日本語訳: 将来の目標は何ですか?
  32. Are you willing to travel?
    日本語訳: 出張は可能ですか?
  33. What is your approach to solving problems?
    日本語訳: 問題解決のアプローチは何ですか?
  34. Can you work under pressure?
    日本語訳: プレッシャーの中で働くことはできますか?
  35. What are your expectations of your next job?
    日本語訳: 次の仕事に対する期待は何ですか?
  36. What do you know about our company?
    日本語訳: 当社について何を知っていますか?
  37. How do you keep yourself organized?
    日本語訳: どのようにして自己管理をしていますか?
  38. What was the biggest challenge you faced in your last job?
    日本語訳: 前職で直面した最大の課題は何でしたか?
  39. How do you handle criticism?
    日本語訳: 批判をどのように扱いますか?
  40. Describe a time when you had to learn something new.
    日本語訳: 新しいことを学ばなければならなかった時のことを説明してください。
  41. What kind of supervisor do you work best under?
    日本語訳: どのような上司のもとで最も効果的に働けますか?
  42. Are you overqualified for this job?
    日本語訳: この仕事には資格が過剰ではありませんか?
  43. How do you balance work and personal life?
    日本語訳: 仕事と私生活のバランスをどのように取りますか?
  44. What motivates you to perform well at work?
    日本語訳: 仕事でよくパフォーマンスを発揮するための動機は何ですか?
  45. What kind of technology tools/software are you proficient with?
    日本語訳: どの種類の技術ツールやソフトウェアを得意としていますか?
  46. Describe a difficult work situation and how you overcame it.
    日本語訳: 困難な仕事の状況と、それをどのように乗り越えたかを説明してください。
  47. What will you do if you don’t get this job?
    日本語訳: この仕事に採用されなかった場合、どうしますか?
  48. What are your communication styles?
    日本語訳: あなたのコミュニケーションスタイルは何ですか?
  49. How do you make important decisions?
    日本語訳: 重要な決定をどのようにしていますか?
  50. Do you consider yourself a leader?
    日本語訳: あなたは自分自身をリーダーだと考えますか?

英語面接でのNGポイント

英語面接だからといって通常の面接と違って特筆すべきNGポイントはありません。ただ押さえておきたい英語面接でのNGポイントはいくつかあります。面接前に見ておくことをおすすめします。

1. 面接や志望企業への準備不足

特に英語面接においては、準備不足というのは面接官からするとすぐわかります。特に外資系の場合、日本人同士であっても、「では英語で少し話してみましょう」というのはよくあります。もちろん、事前に伝えられていることもありますし、そうでないこともあります。ただ、その際に、英語力の準備不足はすぐに見抜くことができます。

また同様に、逆質問の内容によって、志望企業への興味や理解不足というのもすぐわかります。中途採用においては、1つのポジションに複数名の候補者が受けています。また中途採用においてすぐ人を採用したいと考えているものの、即戦力がいなければ採用しないというスタンスの企業が多いのでしっかりと準備をしていきましょう。

2. 面接での常識・態度が社会人として悪い

続いて、一般的な面接においても言えることですが、遅刻するのはよくありません。対面面接では企業の受付に10~15分前には到着し、5~8分前には面接フロアに到着していことが望ましいでしょう。そのためにどのタイミングで出発すればいいのかは考えておく必要があります。またZoom、Teamsといったオンライン面接においてはソフトウェアのアップデートもありますので、面接当日に一度立ち上げておくことをおすすめします。

もちろん、面接での不適切な服装にも注意しましょう。特にオンライン面接だから軽装ということではなく、しっかりと適切な服装で臨みましょう。わからない方はスーツで望むと問題はないかと思います。

最近ではスカウトサイトから、スカウトされたからといって傲慢な態度で面接に臨む方もいるようです。ただ、それは社会人としてどうかと個人的には思います。スカウトした人は企業の人事であれば、実際の面接官がスカウトには携わっていないかもしれません。スカウトされたからと言って傲慢な態度で望むのはやめましょう。

3. 受け答えが不適切

これも英語面接に限った話ではありませんが、経歴に嘘をつく、退職した会社や上司への悪口をいうといったことはやめましょう。ちなみに経歴に嘘をつくと、経歴詐称になるので注意が必要です。

また専門用語を間違って使う、知らないのに知っているふりをすると言ったことも、面接官にはわかります。また自分のスキルを大きく言い過ぎると入社後に自分が苦労します。

英語面接では英語を丸暗記しない

英語面接では英語を丸暗記するのはやめましょう。あくまでもフレーズを暗記しておき、その場その場で会話を組み立てることが大切です。そのためには、英語を口に出し、あっているか確認、口に出し、確認。そして英語ネイティブの人に伝わるのか確認。という流れを繰り返すことが大切です。

英語が話せない人は英語面接をどう乗り越える?

まずはじめに、英語をつかうポジションであれば「英語に苦手意識がある」、「英語を学ぶ気がない」という人はそもそもそのポジションを受けるのを考えたほういいでしょう。私は英語に苦手意識があったものの、英語面接を付け焼き刃で突破し、最終的に入社後に大変苦労しました。

英語を使わないものの、日系企業によくみられる英語を話せる人を採用したいため英語面接を設けている場合は、英語面接がセットされたタイミングでオンライン英会話や外国人転職エージェントとの模擬面接、動画やラジオなどによるリスニング強化をしましょう。

また外国人が「日本語が話せる」というレベルは「Sushi, Templa, コンニチハ」程度です。その程度であれば、日本人は英語が話せると言えるはずです。

ではなぜ日本人は英語が話せないと言ってしまうのか?

これはひとえに日本人の性格であると考えています。いわゆる謙遜というやつです。中学・高校と英語を6年間やっているのですから、日本人は英語が話せるはずです。そこを自分たちで「英語が話せる」というレベルを上げてしまっているが故に話せないと答えてしまうのです。

また発音や言葉が出て来ないことの焦り、プライドが邪魔をして話せないといっている人が非常に多いです。正直海外留学1年レベルの人でも言葉が出て来ない人が多いです。ただ、海外に留学していたということもあり、言葉に出す勇気が彼らにはあります。海外留学経験していない人は言葉に出す勇気がないが故に「話せない」と言ってしまうのだと思います。

つまり上記の通り、英語面接前に英会話にて面接の練習をしておけば、意外と話せるという人が多いと考えています。

英語面接を突破できるTOEICの点数は?

TOEICはあくまでも参考として扱われますが、日系企業においては依然として重要視されています。ビジネスレベルが求められるポジションの場合は700点以上あると望ましいと思います。外資系企業においては、特にTOEICが重要視されている印象は受けませんでした。その代わり、英語面接における英語でのコミュニケーションを重要視している印象を受けました。

日系企業の場合はTOEICの点数が高ければ「英語ができる人」として印象付けられるのに対し、外資系においては英語面接での評価が重要視されることを覚えておいた方がいいでしょう。

英語面接の際の服装:日本人との通常の面接との違いと共通点

英語面接における服装は、その重要性を見過ごすことはできません。日本国内の企業での面接と同様に、第一印象が大きく影響するため、適切な服装選びは極めて重要です。ここでは、英語面接の際の服装について、日本の面接との異なる点と共通する点を詳しく解説します。

ただあくまでも完全に外資系の場合でかつ、外国人面接官が海外におり、その面接官とのオンライン面接と考えてください。対面で外国人面接官との英語面接の場合は基本的には日本人との通常の面接と同じと考えて問題ありません。

共通する点

  1. フォーマルな装いが基本
    日本国内の面接でも国際的な面接でも、ビジネスフォーマルが基本です。男性はスーツとネクタイを、女性はビジネススーツまたはきちんとしたブラウスとスカート、またはパンツスーツを選びます。
  2. 清潔感と整頓
    清潔感は非常に重要です。髪はきちんと整え、ネイルは清潔に保ち、香水やアフターシェーブは控えめに。これらは日本国内の面接と全く同じ要求です。
  3. シンプルなアクセサリー
    女性の場合、過度なアクセサリーは避け、シンプルなものを選びましょう。目立ちすぎるアクセサリーはプロフェッショナルな印象を損ねる可能性があります。男性は結婚指輪は問題ありませんが、つけない方がいいでしょう。

異なる点

  1. カラーコードの違い
    日本の面接では、黒や紺のスーツが一般的ですが、西洋の企業や国際的な職場では、グレーやライトブルーなど少し柔らかい色のスーツも受け入れられています。英語面接では、その企業の文化に応じて多少カジュアルな装いが許されることもあります。
  2. ドレスコードの明確化
    西洋の企業では、面接前にドレスコードが明確に指示されることがあります。例えば、クリエイティブ業界ではビジネスカジュアルが指定される場合もあり、その場合は日本の伝統的なビジネスフォーマルよりも柔軟な服装が求められることがあります。
  3. 表現の自由度
    国際的な面接では、個性を表現するための自由度が若干高いことがあります。たとえば、ネクタイやスカーフの色で少し個性を出すことが許される場合があります。これは、クリエイティブな思考や個性を重視する企業文化によるものです。

英語面接における服装選びは、面接する企業の業界や文化を理解することから始まります。日本の面接と同様に、プロフェッショナルであること、整っていること、適切な印象を与えることが重要ですが、それに加えて、少しの柔軟性や個性を示すことが求められる場合があるという点を理解しておくと良いでしょう。面接はただの形式ではなく、自己表現の場でもありますので

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